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土地探しの近隣調査はどこまでする?最低限のチェックポイント

time 2017/05/17

土地探しの近隣調査はどこまでする?最低限のチェックポイント

夏も近づき、昼間の外遊びは熱中症が心配な季節になってきました。わが家が、近所の子のたまり場になるのを避けたいアラフォー主婦りんごです。こんにちは。

今回は、土地から新築するにあたって、周囲の環境についてリサーチする意味があるのかどうかについて検証したいと思います。実際、住んだことのない土地に暮らしてみて、ここを見ておけば良かったかもということを中心にまとめていきたいと思います。

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安全面と治安、トラブル・迷惑行為の有無

結論から言うと、ご近所のことは一見しただけでは分かりません。だから、念入りに調べても、実際に住んでみるまで分からないと思います。

騒音や臭い、水はけなどについて知るためにも、いろいろな時間帯、いろいろな天気のときに訪れてみるべきです。そして、土日の昼間など、人がいる時間帯にも行ってみるのがいいと思います。

子供の安全面と治安

私がもっとも気にしたことは、治安や安全面に不安がないかどうかということです。

とくに小中学校までの通学路、近隣に不安な場所や危険がないか。具体的には土地を見に行くときに、小中学校までの通学路となる道を走ってもらいました。竹藪があり人目もない道、狭くて路側帯もない道などを通らなくてはいけないところは避けました。グーグルマップのストリートビュー機能で調べても、ある程度分かると思いますが、直接行くのがおススメです。

また、そこに住んだら通うことになる公立小中学校、とくに中学校の評判は気にしました。口コミサイトは信憑性がないことも多いので、学校の公式Webサイト・ブログなどがあれば、生徒の雰囲気を見るとなんとなく分かることもあります。

そして、これはたまたまだったのですが、実際に通学している子供の様子も見ました。中学生女子が数人でかたまり、制服でタバコを吸いながら歩いている地域もあり、そういうのを見ると一部の生徒だとは分かっていてもどうしても敬遠してしまうものです。

生徒数や、使っている教科書などはGaccomなどのサイトで分かります。調べれば調べるほど、選択肢が狭まってしまうこともありますが、子育て世代では気にしておいた方がいいことだと思います。

名前から調べて分かることも

わが家はいろいろな不動産会社をあたり、何度もいろいろな土地を見に行きました。そして、現地の公園で遊んだり、住宅街の中を歩いたりしました。

そのうち候補に挙がった土地のすぐ近くに、とても大きな家がありました。四方を塀に囲まれていて、ガレージもシャッターで塞がれており、駐輪スペースなども見えず、完全なクローズド外構です。住人がどんな年代のどんな人なのか感じられる材料が何もなく「ここにはどんな人が住んでいるのか」とても気になりました。

たまたま土地情報の地図に、その家の世帯主の氏名が書かれていたので検索したところ、有名な人だったようで、その家の関係者が刑事事件を起こして服役中であることが分かりました。

実際には暴◎団関係者などではなかったのかもしれませんが、不安に思うことは調べてみると、意外と簡単に分かることもあります。

近隣の人の人柄やトラブルについて調べることは可能?

結論から言うと、よほどのトラブルでない限り、表面的には分からないと思います。また近隣の人についても、第一印象が良くても、実は厄介な人だという場合もありますし、愛想が悪く感じても話してみたらいい人だということもあります。

どこに行っても言えることは、どこにでもいい人もいれば悪い人もいる、合う人もいれば合わない人もいるということです。こればかりは気にして調べても、住んでみないことには分かりません。

土日の昼間なら、そこに住んでいる人を見られることが多いです。住んでいる人の年齢層やタイプ、子供の多さなども確認できるでしょう。5月や10月などの暑くも寒くもない季節なら、なおよく分かります。

子供が道路で遊ぶタイプの土地なのか、バーベキューが盛んな土地なのか、近所づきあいが家族ぐるみなのかなど、見るとなんとなく分かることもあると思います。近くに公園があれば、小一時間ほど遊んでみるのもいいでしょう。

路上駐車や敷地はみ出しなどの迷惑行為の有無

しかし、路上駐車や、道(敷地外)へのはみ出し行為があるかなどは、何度か行くと分かる場合もあります。とくに、私道の奥の土地で、手前の住人が私道を自分の敷地のように、駐車スペースや植木鉢を置くスペースなどに使っている場合、トラブルになることが予想されます。最悪の場合、自分の敷地に車を入れられない可能性もあります。

そのような土地を紹介されたことがあります。不動産業者の方に、この土地を買ったら、車や植木鉢はどけてもらえるのか聞いてみましたが、昔から住んでおられるかたなので、そのようなことを言うと近隣トラブルのもとになると言われました。

できれば前面道路が私道でなく、6m幅など広い住宅地がベストですが、整理された分譲地でないと難しいと思います。

やはり、何度か足を運んでみるのがベストです。

結局は「住んでみないと分からない」

結論としては、細かいことは住んでみないことには分からないことがほとんどです。

ただ、購入前の段階で学校の評判や通学路など調べられることは調べておき、現地にも何度か足を運んでみましょう。できれば徒歩で歩いてみるとよく分かると思います。

自分が実際に通ってみて、今住んでいるところに比べてどうかをひとつの基準として考えてみましょう。今住めているところより安全ならOKなど、完璧を求めすぎないことも大切です。

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転勤族妻です

りんご

転勤族なのに家を建て、1年半後に夫が単身赴任となったアラフォー主婦です。



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