戸建住宅購入で後悔しがちな道路族問題を考える | 後悔だらけの注文住宅~経験者の失敗から学ぶ家づくりのページ~

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戸建住宅購入で後悔しがちな道路族問題を考える

time 2019/06/24

戸建住宅購入で後悔しがちな道路族問題を考える

土地選びの際に気になるのは、やはり近隣の雰囲気だと思います。

幹線沿いでないが6m幅の道路の住宅街などを希望すると、「道路族」という公園などでなく道路で遊ぶお子さまやファミリーがいることがあります。

正直、合わない人にはまったく合わない環境になることもあり、人によってはそれがかなりのストレスになることもあると思います。

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近隣に道路族が多いとストレスになることも

道路で遊ぶ親子(または子どものみ)は、道路族と呼ばれているそうです。ほぼ住民しか通らない道なので、自転車やボール遊び、チョークでの落書き、バドミントンなどさまざまな遊びを公園などでなく道路で行います。車庫前で遊ばれると、車を出したい時に嫌な顔をされることもあり「なんでこっちが気を遣わなきゃならないんだ~~」とイラつくこともままあります。ちなみに徒歩1分の距離に公園もあります。それでも道路で遊ばせる人は多くいます。そして、多くは「そのことを迷惑そうにする人こそが神経質」という態度です。

ボールが飛んでくる、他人の敷地内に入り込むなどはもちろん、未就学児が放牧されていて、ストレイダーやキックボード、自転車でハイスピードで飛び出してくることもあるので、ミラーがあるかなども要チェックです。

家族ぐるみで仲の良いグループも多く、なかには「気が合う人だけがすべて」みたいな感じの人もいます。こちらから挨拶しても完全無視の人もおり(一部ですが)、そのくせに毎日のように道路にいるため顔を合わせる機会も多く、たびたび不愉快な思いをします。

ボールが車などにぶつからないかも気になるところです。たぶん、ぶつかっても無視されることが多いので、けっこうストレスになる人はなると思います。車になにかぶつけられても、「子どもは元気でいいなあ、関心関心」などと言える大らかな人なら大丈夫かと思います。

まあ、これはマンションの場合でも共用スペースで遊ぶ子が多いとエントランスを横切るときなどストレスを感じると思うので、戸建に限ったことではないと思いますが……。

こればかりは、住んでみないと分からないので……ホンっトにこればっかりは「ギャンブル」だと思います。持ち家は買ってしまえば、なかなか売却もできないので難しいですよね。

救いのない意見で申し訳ないですが、事前解決策が見つかりません。親子の年齢層が同じでも合うか合わないかは住んでみないと分からないし、外見で合いそう、合わなさそう、と思っても、結果的にどうか事前に察知するのは困難です。しかも、一時は合ったと思っても数年後に亀裂が入ることもあるみたいです。子どもの学年が同じだったりしたらそれこそ地獄です。

事前に察知する方法を強いてひねり出すなら、お天気のよい土日の夕方(17時前後)に現地に行ってみて、どんな感じか見られると参考になるかもしれません。とくに初夏から夏など、日が長くなってくると、迷惑をかける感じのファミリーは19時過ぎまで親子ともに道路でたむろしていることが多いです。まともな人は18時頃には家に引き上げていきます。

ただ、見慣れない車が通過すると不審者のようにジロジロ見られてしまうこともあるので、ご注意ください。

バーベキューなどもわりとストレス

5月から10月頃なら、バーベキューをされているお宅もあります。これも、近隣の人全員がされているわけではないんですが、友人なども呼んでされる場合、向かいや隣の家などだと、自分の家の車庫に支障のある場所に駐車されるのもけっこうストレスになることがあります。

臭いやうるささなどは多少気になっても許容できるんですが、車が出しにくいのはイライラしますね。

また出先から帰って来た時に道路族や路駐で自分の家の駐車スペースに入れられない、入れにくいときなど、こちらから言わないと対処してもらえないのもものすごいストレスです。無言で迷惑そうにどかれたり、迷惑そうに車をどけたりするのも、「いや、迷惑なのはそっちだろ!」と。イライラすると思います。

とくに、お子さんが中学生などで塾通いをする場合、彼らの活動時間帯が思い切り塾に送っていく時間と被るので、これもけっこうストレスです。車が邪魔な場所になくても、挨拶しない人間が家の前にいるだけでストレスです。

私は心が狭いので、挨拶を何度か無視されると「ああ、このお方は自分の許容範囲に達した人にしか挨拶しない人なんだな」と思い、そういう人はかえって親しくもない人間から挨拶されたら不愉快になると聞いたことがあるので、それ以降は挨拶しないことにしているんですが、そういう人はなぜかいつも外に出ています。

わが家の周囲では完全に無視する人は2~3人ですが、イクメンぶっても、いいママぶっても、挨拶されて会釈すら返せないような親を毎日見ていたら、子どももどんな育ち方するんだか!と内心キレるくらいには不愉快な思いを日々しています。たぶん、そこのお子さんが困っている場面に出くわしても、親と関わりたくないから命にかかわる場面でもないかぎりは放置すると思います。

ただし、同じ住宅地でも列が違うとカラーも変わるので、一概にいえません。ちなみに当然ですが、すべての人がイヤな人ということはなく、ほとんどは、にこやかに挨拶してくれる人です。うっとうしいのはあくまで一部です。

そこを耐えられるかどうか、こればかりはホント~に住んでみないと分からないので、考え過ぎても無駄といえば無駄、運と言えば運なんですが、ちょっと心の隅に置きながら土地探しをしてみてください。

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転勤族妻です

りんご

転勤族なのに家を建て、1年半後に夫が単身赴任となったアラフォー主婦です。



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