2021/05/13
わが家は新築外構は建物の業者とはまったく別にしました。メーカーを経由すると、外構専門業者よりプランが劣るのに60万円以上高かったと思います。
ただ建物は完成して登記などが完了したら引き渡しされるので、早く住んで2重生活にかかる費用を抑えたいという人は多いと思います。そのため、住んでから外構工事に入る人は多いようです。
ただ、住んでから外構工事をするとデメリットも大きいです。
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エアコンの取り付けは建物周囲の外構工事が終了してから
たとえば砂利や砕石を敷くだけでもエアコン室外機を移動させる必要があります。
エアコン取付後に外構工事が入ると、エアコンに不具合が発生した場合に外構工事が入って室外機を移動させたからという理由で保証がされない場合があります。
うちは壊れましたが、エアコンには当たりはずれがあるといって相手にされませんでした。外構専門業者は安ければ安いほどアフターサービスは悪いと考えたほうがいいかと思います。近隣にもあいさつに行くと言っていましたが行っていなかったし、勝手によその敷地に入って、ブロックに釘を打ち、糸を貼ったりしたそうです。
ブロック工事は入居前だったのですが、入居後だったらご近所トラブルになっていたと思います(手土産もって謝りにはうかがいましたが…)
外階段や駐車場は入居前に
外階段が仮のものだと、雨の日などに苦労します。また駐車場も入居までに完成させておかないと、雨の日にぬかるんでタイヤがはまり込んだり、養生期間などに駐車できなくなったりするので先に完成しておいたほうがいいでしょう。
盲点は外階段の照明
わが家は街灯が届かないため、外階段に照明がないことに住んでから気づきました。
信じられないかもしれませんが、外構業者さんも見落とすことがあります(提案はありませんでした)。これは後からスタイリッシュに付けることができないため、こだわりがある方が先に施工された方がいいと思います。近所に階段の蹴上部分に照明をつけておらえれるお宅があり、いつもうらやましく見ています。
結局建物とは別発注のほうがいいのか
正解はありませんが、費用的な面では外構専門業者に別に頼む方が安く済むことも多いです。ただ、引き渡しまでにすべての工事を完了したい、保証をひとつにまとめたい場合は建築業者に依頼するほうがシンプルです。
外注する場合は、エアコンの室外機を動かす際に立会い、写真や動画などの記録を残しておくと安心です(それでもエアコン業者はあとから外構が入ったからだと言うかもしれませんが)。大手ハウスメーカーなら高いけど保証は大丈夫かもしれません。
まとめ
家周りなどエアコン室外機を動かす工事や、外階段、駐車場など使用するうえで不都合が生じる箇所については入居前にしておいたほうがいいと思います。
植栽など庭は後にするとか、住んでからDIYでやってもいいと思います。
入居前に完成されたらベストですが、建物業者が退いてから外構業者が入るのが一般的だと思うので、入居後になっていい部分と入居前に完成しておきたい部分とは明確にしておいたほうがいいと思います。