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新築するにあたって、ご近所トラブルは予測可能か

time 2017/09/04

新築するにあたって、ご近所トラブルは予測可能か

新築にあたってトラブルがあって引っ越した人、または建てる前に近隣と揉め、新築を中止し土地を売却したという人など、住むところを変えるほどの近隣トラブルは実際にあります。

家族ぐるみのお付き合いをされている仲良しグループもあれば、挨拶程度の程よい距離感を保つお宅、近所と付き合う気はまったくなさそうなお宅、住んでいるのか不明なほど顔も見たことがないお宅などいろいろです。

多かれ少なかれ、いろいろな人が集まればトラブルは避けられないと思います。挨拶さえしていればトラブルは回避できるといいますが、挨拶しても無視するお宅もあります。

今回は、新築するにあたって気になる人間関係について考えてみたいと思います。

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「近隣の人がどんな人か」という予測は不可能

まず、住んでみて何年か経っても分からないこともあるので、住む前のリサーチごときで近隣住民が「自分と合うか合わないか」などを予測することは不可能です。良い人もいれば嫌な人もいる、そんなものだと思います。どんなに事前に調べても、嫌なタイプの人を完全に避けることは不可能です。

ただ隣人と険悪ムードになるのはストレスだし、子供にとっても良くありませんね。私も、人づてに「●●さんが私を嫌っている」と聞いたことがありますが、その方とは、ほんとうに挨拶程度しかしたことがないので、正直それを教えてもらったところで嫌な気分になるだけでした。そんなこと口に出さずに挨拶さえしてくれていればどうでもいいのに。

それでも、子供同士が違う学年など、かかわりが少なければまだいいほうです。同じ学年の同性などということになったら最悪です。

親子ともども気が合うなら、同じ学年の同じ性別の子が近所にいたらとても理想的ですが、気が合わなければ地獄でしょう。私は、私の苦手とする人とは子供の学年が違うため、積極的にかかわらなければ最悪の事態にはならないと思っています。

揉める人は❝ものすごく❞揉める

子供が同学年、同性どうしだと、特に揉めると厄介です。ご近所と揉めるタイプの人は、奥さんの考えが幼かったり、自分を正当化していたりすることが多く感じられます。そして、ご主人が全面的に奥さんと同じ考え、または奥さんにまったく無関心な場合にそれは悪化するとみています。

実際に私の周りに見かける「ご近所トラブルを起こすタイプ」と、その対処法を順に挙げてみます。

自分(の子供)を正当化するタイプ

子供が悪いことをしても、自分の子は悪くない、相手が先に悪いことをしたから仕返しをしただけだという人。子供が宿題をしなければ叱るけど、他の子をバカにしたり、傷つけたりしても叱らない人。実際にいます。ご主人も同じ考えなので、お子さんは相当わがままに育っています。自分が悪いとまったく分かっていません。むしろ自分こそが一番正しいと本気で思っています。親が「それでいい」って言っているから、いつまで経っても分からないと思います。お父さんかお母さんのどちらかが真っ当な感覚なら改善できると思いますが……。

反対に、小さい頃はとてもわがままだったけれど、成長するにつれて落ち着いてきているお子さんは、親御さんが迷惑をかけたと近隣に頭を下げ、もし何かあったらすぐ言ってくださいと気を配るタイプです。そうなると、たとえ迷惑をかけられたとしても、子供のことなので気にしないでくださいと大らかに受け止められます。

自分を正当化するタイプの人は、次の「人の悪口、噂話を吹聴するタイプ」ともカブる部分が多いです。どちらも、できるだけ関わることをを避け、挨拶程度のお付き合いにとどめるのが賢明だと思います。

人の悪口、噂話を吹聴するタイプ

自分の身に起きたトラブルの愚痴などなら全然かまわないのですが、全く迷惑をかけられてもいない、自分に関係ない話をわざわざリサーチしてまで吹聴する人は要注意です。「人の不幸が面白くて仕方ない暇な人なんだな」と思って、できる限り関わらないようにしましょう。間違っても、同意してはいけません。ちなみに、このタイプの人は同意したつもりがなくても、勝手に同意したと思っている場合もあるので、できるだけ2人きりで話をすることを避けたほうがいいと思います。

 

人となりが分かるまでは距離を保って無難に付き合う

事前のリサーチでは、近隣住民との相性を見極めることはとても難しいです。仲良くなれたとしても、数年後には仲が悪くなるケースも実際にあります。もちろん、家族ぐるみのお付き合いでも円満に過ごせることもあるでしょう。

ただ私個人としては、ご近所さんとは家族ぐるみなど深い付き合いは避け、親どうしは無難な距離を保って付き合うのがベストだと考えています。子供どうし仲が良ければ、それは子供に任せればいい話。

ただし、家の中でも子供の前で近所の人の悪口や噂話を言うのはやめましょう。子供は聞いているみたいです。私の隣人が私を嫌っているという情報も、その隣の子が、別の子のお母さんに教えたみたいです。本当に感じ悪いのでやめましょう。何かして嫌われるならともかく、ほとんど話したこともない人から嫌われるという情報が意図せず入ってくるのは、かなり不愉快です。

新築するにおいて、近隣との関係は家づくり以上に気を使うべき問題だといっても過言ではないでしょう。すべてをリサーチすることは難しいので、自分の心がけで居心地よくなるように努めたいですね。

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転勤族妻です

りんご

転勤族なのに家を建て、1年半後に夫が単身赴任となったアラフォー主婦です。



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