2021/05/13
ここ2カ月、雨の日やスッキリ晴れない日が多かったので、10kwの太陽光発電が1カ月3万円未満になってます。当初の予定では平均3.3万円分は発電できるということでしたが、年間でも最低レベルの発電量です。
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10kw以上の太陽光パネルを載せてももう意味がない
わが家の売電単価は税込32円+税です。2017年度は10kw以上の場合21円+税なので、先月のわが家の発電量804kW hに換算すると、消費税8%の場合18,234円となります。2万円以下ですね。比較的多く発電する夏などでも、売電による収入は24,000円程度となってしまいます。
これからは売電収入目的で太陽光発電システムを導入する人はいなくなるのではないでしょうか。自給自足目的だとすると蓄電池が必要ですが、こちらが100万円以上の費用がかかることが多いため、なかなか手が届かない人も多いと思います。ゼロエネルギー住宅が推進されていますが、結局導入に費用がかかりすぎるわりに晴れた日の日中だけ自家発電を使用、残りを売電しても微々たる額ということなら、諦める人も多いのではないかと思います。
太陽光より冬の暖かさを考えた家づくりを!
それでも、日本は未だに窓後進国で、わが家も省エネ等級☆☆☆☆のYKK・APW330なのに寒いです。エアコンの効きも悪いです。窓枠だけでなく、窓ガラスの内部のスペーサー(障子?)というものも樹脂製にする必要があったみたいですね。これはYKKでいうと、APW430が基準を満たしていますが、APW330でもオプションで変更できるみたいです。
窓は少ないほうが寒さを防げますが、わが家はLDKに、はきだし窓2つとガラス張りの勝手口、FIX窓が3つ、吹き抜けにもFIX窓が3つあるので、冬の朝のリビング室温は8度以下です。起きる1時間前にエアコンタイマーをセットしておいても、起きたとき17℃くらいにしかなっていません。
それでもわが家は省エネ等級4を満たした住宅なのです。日本の家は寒いです。太陽光発電システムより、もっと断熱性のことを考えて家づくりをし、床暖房や床下エアコンを取り入れるべきだったと後悔しています。一条工務店は好き嫌いはあると思いますが…全館床暖房ってやりすぎじゃないの?と思っていましたが…今となっては暮らした後のことを考えてるよな~と思います。
今どきの家は暖かいというのは、期待しすぎると裏切られます。寒いです。冬でもよく晴れた風のない日なら外の方が暖かいくらいです。家の中は洞窟のようになって寒いです。南向きの家なら暖かいのかもしれませんが。
通風や窓からの光の採り入れ方、間取りの工夫によって、冬の寒さや夏の暑さをやわらげるパッシブデザインの家がいいと思います。そういう家を作ってくれる業者を選びたいですね。