2021/05/13
10kwの太陽光発電システム、丸4年経過して初期コストの半分を回収できた感じです。
売電代金を普段使わない専用口座に振込みするようにしているので、家計が苦しいながらも自動的にその分だけは貯蓄として確保している状態です。
結論としては、初期投資は太陽光発電システムを含め「建築費用」として、他よりはるかにリーズナブルな家を建てていると思うので、デメリットよりメリットのほうが大きかったと感じています。
が、やはりデメリットも少なからずあったと思っています。
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デメリット1.屋根や家の形が限られる
第1に、屋根や家の形が限られてしまい、気に入ったデザインの家にできないというデメリットがあります。
大容量パネルを載せるにあたり、屋根を急こう配の片流れにする必要があったため、北側道路の面しているわが家は、玄関側の屋根が高く、諸々事情により凹凸がつけられなかったため、家正面がのっぺりしていて、2階建てなのに、3階建てのように見える、無駄に背の高い家になっています。
一方向にパネルを取り付ける場合、多くは南側につけるので、東や西側に面した道路のほうが片流れの屋根はかっこいいと思います。2019年現在、10kw以上の売電単価は買電単価を大きく下回る14円となっているため、一般家庭の屋根に大容量のパネルを載せる人は少ないと思います。
やはり今後は自給自足メインで発電される人が増えるのだと思います。それだと蓄電池も必要になるので、それもメンテナンス費用を含めどうなのか迷うところですね。
デメリット2.近所の人がムカついている気がする
第2に、被害妄想かもしれませんが、近所の評判が悪いのではと思うことがあります。ほとんどの人は普通ににこやかに接してくださいますが、ほぼ話したこともなく、子供同士も接点がないのに、お向かいのご主人には挨拶してもほぼ無視されます。道幅6mで、あちらは南向きのため日照などには影響ないと思うのですが、単に私がいやなだけ^^?
やたら3階建てなのか聞いてくる人が多く、せめてロフトをつけるなどして、屋根裏を活用すればよかったかなと後悔していますが、夏は2階が暑くなりそうなのでやっぱりいいかな…。
高さは市の検査もクリアしており建築基準に沿っているはずですが、第1種低層区域のため、3階建てなみの高さの家は煙たがられるのかなあ……と個人的に感じました。
デメリット3.太陽光バブルの名残っぽい感じがする
最近は大容量太陽光パネルを載せた家をあえて建てる人はほぼいないと思われるので、わが家の施工メーカー(なんとなく名前伏せてしまう)やパナホームさんや一条工務店さんが数年前まで建てていたタイプの家はなくなっていくと思います。
そのため、あの独特の形の家は「太陽光バブルの名残」なイメージでとらえられそうな気がしています💦
なんだか、近所の人が冷たいところにも関連しますが、「売電でもうけてやるぜぇ、ウヒヒ」的な強欲な住人の家というイメージで、なんとなく敬遠されるのではと思っています。うちもちゃんと払ってるんだけど、再エネ賦課金とかも徴収されてるし……なんか、税金の無駄遣いって叩かれる公務員の気持ちがわかるかもです。公務員のみなさまお疲れ様です。
そのときは、けっこうみんな普通にやってたんだよ~と叫びたい💦けど、イメージ的に、もし売ることになっても建物アリでは売れないだろうな~と思います。
今後はエコ住宅・次世代スマートハウスとしての太陽光発電を
蓄電池などの課題はあるとしても、今後は次世代スマートハウスなど、エコを目的とした家づくりをされる方が多くなるのでしょうね。なんだか、大容量じゃなければプラスなイメージの太陽光発電。
でも、北側でもかなりの発電はできるので、太陽光発電システムを採用する価値はあると思います。
その際は、できるだけ冬の寒さや夏の暑さ、風通しなども考慮した家づくりをしてくれる施工業者を選びたいですね!