2021/05/13
北側玄関、シューズクロークなし。子供が外遊びから帰るたびに汚れる白いタイルのポーチを週3で拭くアラフォー主婦りんごです。こんにちは。
今回は北側玄関を明るく広く見せる方法について考えてみたいと思います。
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照明の工夫より天然の明るさを
玄関は家の印象を決める大事なスペースです。やはり「広く明るく」が理想的ですね。
しかし、陽当たりの悪い北玄関では、どうしても暗くなってしまいがちです。また、限られた敷地で理想の間取りを実現するためには、玄関を広くするにも限界があります。
わが家は玄関に取れるスペースが1~1.5坪程度でした。中京間3帖ぶんくらいです。1坪をポーチとホールにして、残りをシューズクロークにしようと思ったのですが、広さ的に無理があって収納効率も悪くなり暗く狭く感じるので諦めました。
代わりにポーチに棚をつくり、廊下との仕切りを化粧柱にして開放感を出しました。下の図のような感じです。
下が実際の写真です。天候晴れ、午前9時くらいです。
もちろん、南玄関の明るさとは比較にならないと思いますが、晴れた日なら昼間は電気を点けなくても十分明るいです。
仕切りは、本当は格子にしたかったのですが、高いと言われたので諦めました。こんな感じ↓の格子なら、なおいいと思います。
画像引用元:YKK AP株式会社
シューズクロークとして区切らないほうが効率良く収納できることも
シューズクロークとして独立させたい気持ちは最後までありましたが、変に区切って狭く暗い玄関になるなら、ポーチに棚をつくり、上がった廊下の部分にコートを収納できるパイプハンガーを取り付けるほうがいいと思いました。結果、うまくいったと思います。
両袖FIXタイプの玄関ドアを選ぶ
ハウスメーカーからは「照明を工夫したら問題ない」と言われたのですが、昼間でも照明を点けないと暗い玄関は嫌だと思いました。そこで玄関ドアはガラスのスリットが2本入ったものを選び、なおかつ両袖にFIX窓が付いたタイプのものにしました。さらにポーチの棚の上の部分にFIX窓をつけることで、採光はかなり確保できました。
なるべく明るい色を選ぶ
明るく広くの基本は「色」だと思いました。
広く見せるには白っぽい色がいいということで、床もシューズボックスもナチュラルにしました。壁紙と巾木は白です。さらにシューズボックス扉には視覚効果で広く見せる鏡(姿見)を付けました。これも窓からの光をうけて、玄関を明るくするのに一役買っていると思います。
ポーチは汚れやすいですが、白でベストだったと思っています。黒を基調とした玄関にも憧れましたが、ある程度の広さがないといい感じにならないと思いました。ただ、まめに拭かないと汚くなります。できれば朝の日課などにするといいかもしれません。
狭い北側玄関も工夫次第で広く明るくなる
最近はウォークインタイプの玄関収納が欲しいと考える人も多いと思います。モデルハウスなどでは広いですが、私の今まで見た中で「いいな」と思うものは、建坪が40坪以上などの広い家だったり、玄関収納のぶん階段下にトイレを配置するしかなくなったりしていました。
ウォークインシューズクロークは憧れますが、広さからして無理と言う場合は、こういった方法でも収納としては機能します。
また明るさは玄関ドアと窓と色で工夫すれば、ある程度満足したものになります。
居室以外は採光計算の必要がないので明るさが不十分でも、設計士などから指摘されないこともあります。注文住宅は仕上がるまで分からないので失敗はつきものですが、玄関はとくに家の第一印象を決める大事な場所なので、できるだけ明るく広く見せる工夫をしたいですね。